食育(マクロビオティック)

【マクロビ】始める前に知っておきたい『食と健康について』

マクロビ マクロビオティックセラピスト
食育・コバコバ
食育・コバコバ
こんにちわ、マクロビオティックセラピストのコバコバです。

食の安全性などについて色々と騒がれるようになった昨今、様々な健康法や食事法が注目を集めています。マクロビもその中の1つだと思います。マクロビを始める前になぜそのような事を考える必要性が出てきたのか?

この記事では、「食と健康」について食の「量と質」という観点から見ていきたいと思います。

食育・コバコバ
食育・コバコバ
今回はマクロビとは直接的には関係ありませんが、私がマクロビの資格を取ろうと思ったきっかけの部分なので、相方の謎の美少女のファス子ちゃんと一緒に見ていきたいと思います。
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
ハーイ!相方の謎の美少女ファス子ちゃんです、、、、

って、ちょっとぉ、変な紹介辞めて下さいよ!!

ちょっと健康を意識している、普通の女子なのでよろしくお願いします。

【食の量】食べ過ぎ現代人!!10万年を1日にして振り返ってみると…

食育・コバコバ
食育・コバコバ
「食の量(食べ過ぎ)」について見ていきたいのですが、、、その前に時計の針を10万年ほど巻き戻して、人類の歴史を1日に凝縮して振り返ってみたいと思います。

諸説ありますが現代人(ホモ・サピエンス)がアフリカ大陸を出て各地に広がった、「10万年前を0時」、「現在2019年を24時」として10万年間を1日にしてみました。

人類の歴史を1日に例えて振り返ると
0時00分
(10万年前)
現代人(ホモサピエンス)がアフリカから旅立つ
7時12分
(約7万年前)
人類が服を着るようになる
この年代に人類がアフリカ大陸から旅立ったという説が現在は有力
20時52分
(約1万3千年前)
日本列島が大陸から離れて現在のような形になる
21時36分
(約1万年前)
農業革命が起き、移動中心の生活から、定住へと生活スタイルが変化していく
23時24分
(2500年前)
縄文時代から弥生時代にかけて日本でも稲作が開始されれる
23時54分~56分
(18世紀半~19世紀初頭)
イギリスから産業革命がは始まり、生産技術の革新とエネルギー革命が起きる
23時58分57秒
(1945年)
8月4日にポツダム宣言を受諾し太平洋戦争が終結する
食べ過ぎの歴史が始まるのはこの後、日本が豊かになってから

参考:地球史年表 – Wikipedia

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
こうして見てみると、食べものに困らなくなったのはつい最近の事で、1日に例えて見るとほんの数十秒間の出来事なのね。

幸いな事に日本では余程の事がない限りは飢えるという事態は発生しなくなり、様々な物を気軽に食べられる豊かな時代になりました。しかし忘れがちですが、それはつい最近の事で人類は飢えの時代の方が圧倒的に長かったです。なので、長い時間をかけ飢えに対応した進化をしてきました。

そのため、人類は飢えには慣れており食料が無い時に生命を永らえる術は身につけてきましたが、『食べ過ぎが長い状態=栄養過剰が続いた状態』になった時の対処法がわからないため、「高血糖・高血脂症・高体重」など「高」がつく「栄養過剰病=生活習慣病」が増えてきました。

食育・コバコバ
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結局、何が言いたいかというと、『私たちの身体は食べ過ぎる事を想定して設計されていない』という事です。

【食の量】食べ過ぎ現代人と肥満に弱い日本人

食育・コバコバ
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ここでは、『私たちの身体は食べ過ぎる事を想定して設計されていない』という事を、以下のポイントに注目して見ていきたいと思います。
食べ過ぎが想定されていない4つのポイント
  1. 昔は活躍していた【倹約遺伝子】
  2. 食べ過ぎ病代表【糖尿病】
  3. 【皮下脂肪と内臓脂肪】について
  4. 【まとめ】肥満に弱いといえる日本人

それでは、順番に見ていきましょう。

①昔は活躍していた【倹約遺伝子】

食育・コバコバ
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まずは聞きなれない単語だとは思いますが、倹約遺伝子について見ていきたいと思います。という事で、「ファス子ちゃんは倹約遺伝子って知ってる?」と、唐突に聞いてみる。
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
倹約遺伝子、、、?

知らないです、何かを節約する遺伝子ですか?

食育・コバコバ
食育・コバコバ
鋭い!倹約遺伝子は肥満遺伝子とも呼ばれていて、私達日本人の3人に1人が持っていると言われている遺伝子です。

倹遺伝子とは、エネルギーを倹約(無駄を省いて出費をできるだけ少なくすること)する遺伝子です。使うエネルギーを最小にして、余ったエネルギーは飢餓に備えて蓄えるという性質の為、肥満遺伝子とも言われています。

最近では、浪費遺伝子というのも見つかり、痩せの大食いがいるのはこのためだと言われています。

食べ物が少ない時代、乏しい食物から得たエネルギーを有効活用し、生きながらえるためにこのような遺伝子が発生したと考えられています。

そして、日本人は倹約遺伝子を持っている割合は欧米人にくらべて多く、約3人に1人は倹約遺伝子を保持している言われています。

食育・コバコバ
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ちなみに、この倹約遺伝子の有無は市販されている遺伝子検査キットで検査できるようです。参考:Amazon | ダイエット遺伝子検査キット【遺伝子博士】肥満遺伝子検査 | 遺伝子博士 | 遺伝子検査
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
エネルギーを倹約する遺伝子で日本人の3人に1人という、結構高い割合で持っている遺伝子なのね。そして、悲しい事に、昔は活躍していたこの遺伝子も食べ物で溢れるようになった現代では、肥満遺伝子と呼ばれ邪魔者扱いされているのね。

食料の少ない時代は倹約遺伝子を持っている人の方が、生き残るのには有利でした。
しかし、豊かになり食べ物で溢れるようになった現代では、その遺伝子は肥満遺伝子とも呼ばれ、持っている人の方が肥満や糖尿病などになりやすくなってしまい、不利になってしまうというのはなんとも皮肉な話ですね。

食育・コバコバ
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しかし、食べ過ぎなければプラスに働くので、燃費が良い食費が余りかからなくて済むなど、プラス思考で行きましょうww

②食べ過ぎ病代表【糖尿病】

食育・コバコバ
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次に、阿吽の呼吸の様に「食べ過ぎ」と来たら必ず登場する「糖尿病」について見ていきたいと思います。

糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気で、慢性的に血糖値が下がらない状態が続くと様々な合併症を招きます。糖尿病本体よりも合併症の方が怖いと言われているので、それらが起きる前にの改善できるかがポイントになってきます。

糖尿病について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい。

糖尿病ってなに? | 糖尿病情報センター

糖尿病の主な原因は、「慢性的な食べ過ぎ・肥満・運動不足・過度な飲酒」などで、食べ過ぎ病の代表とも言えます。

人類が食べ過ぎになれていないせいか、食べ過ぎ病は世界的に蔓延していて2017年時点では成人の11人に1人が糖尿病といわれています。

豊かにななった日本も例外ではなく、食に困らなくなり食の欧米化が進むにつれて糖尿病患者は右肩上がりで増えていき、1950年~2000年の50年の間で有病率は20倍にもなりました。

20歳以上の『糖尿病が強く疑われる者と糖尿病の可能性を否定できない者』の推計人数の年次推移
食育・コバコバ
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平成28年(2016年)時点での割合はというと、「平成28年の18歳以上の人口が1億407万人」で「20歳以上の糖尿病とその予備軍は2000万人」なので、割合は変わらず約5人に1人という数字になっています。
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
5人に1人という確率なら、「SMAP・TOKIO・嵐」のメンバーの中で誰か1人が糖尿病の可能性がある人になってしまうのね、、、そう考えると凄く身近な病気なのね。

急激に糖尿病とその予備軍の数が増えてきたのは、食生活の変化だけではなくもう1つ理由が有ります。

それは、アジア人はインスリンというホルモンの分泌量が欧米人に比べて少ないので、軽度の肥満でも糖尿病になりやすいという体質です。

日本人はインスリンの分泌が少ない

日本人のインスリンの分泌は白人のインスリン分泌に比べて2分の1ないし4分の3に低下している。

これは恐らく日本人を含むアジア人が農耕民族であり、過去数千年間肉食や脂肪摂取の習慣がほとんどなく、したがって肥満やインスリン抵抗要因がなかったために膵ベータ細胞への負担が軽く、ベータ細胞の数や機能が増加するチャンスがなかったためと考えられている。
一方、欧米人は狩猟民族であり、この数千年間、肉食や高脂肪食の習慣があり、したがってベータ細胞への負担が大きく、ベータ細胞の数や機能が増大したと考えられている。

ところがこの50年間、日本人は急速に肉食や高脂肪食の習慣を取り入れ、インスリン分泌能が低いにもかかわらず、インスリン抵抗性要因が増したために、現在特に日本人やアジア人で糖尿病が急増している。糖尿患者数はこの50年間で少なくとも20倍以上になっている。

参考:糖尿病の遺伝素因と分子病態

~~補足説明~~

  • 【膵ベータ細胞】
    膵臓にあるインスリンを分泌する細胞
  • 【インスリン】
    血液中の糖をエネルギーとして細胞に取り込み血糖値を下げる働きをするホルモン
  • 【インスリン抵抗性】
    インスリンに反応しにくくなり、インスリンの効果が十分に発揮できない状態。同じ量のインスリンを分泌しても抵抗性が高いと血糖値が下がりづらく、抵抗性が低いと血糖値が下がりやすい。主に肥満が原因でインスリン抵抗性が高くなる。
補足説明
  • 膵ベータ細胞
    膵臓にあるインスリンを分泌する細胞
  • インスリン
    血液中の糖をエネルギーとして細胞に取り込み血糖値を下げる働きをするホルモン
  • インスリン抵抗性
    インスリンに反応しにくくなり、インスリンの効果が十分に発揮できない状態。
    同じ量のインスリンを分泌しても抵抗性が高いと血糖値が下がりづらく、抵抗性が低いと血糖値が下がりやすい。主に肥満が原因でインスリン抵抗性が高くなる。

食育・コバコバ
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食生活の変化に加え、日本人は糖尿病になりやすい体質なので、食べ過ぎには注意していきたいですね。

③【皮下脂肪と内臓脂肪】について

食育・コバコバ
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食べ過ぎに慣れていないというお話もいよいよ終盤戦、野球で言うと7回の表ジェット風船を飛ばす段階です。ジェット風船の準備はいいですか?ピューーーーー!!ということで脂肪について見ていきましょう。

私達は余ったエネルギーを脂肪という形で身体に蓄えます。これは飢えに備えて生き延びるためのシステムです。

身体に蓄えられた脂肪を体脂肪といます。体脂肪は大きく分けて2つ有り、皮下脂肪と内臓脂肪に分かれます。

どちらの脂肪も生きていく上で必要な物です。しかし、どちらも過剰につきすぎるのは好ましくありません。そして、食べ物が豊富な現代では過剰にため込んでしまう恐れがあるので注意が必要です。

食育・コバコバ
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それぞれどのような特徴が有るのか見ていきましょう。

皮下脂肪

皮下脂肪は皮膚と筋肉の間につく脂肪です。「腰回り・太もも・お尻」などにつきやすく摘まめる脂肪で、女性につきやすいという特徴が有ります。

皮下脂肪は外からの衝撃を和らげたり、断熱材となり体温を保持する役割が有ります。

一旦つくと落としづらい脂肪で(基本的には内臓脂肪から消費するので)、定期貯金型の脂肪と言われています。長期的な飢えに備えるための脂肪といったイメージです。

医学的に皮下脂肪はつきすぎても、「脂質異常症、糖尿病、高血圧」など生活習慣病への影響は無いと言われています。しかし、「足・腰・心臓」への負担は大きくなるので「過ぎ」には注意が必要です。

内臓脂肪

内臓脂肪は胃や肝臓、腸などの内臓につく脂肪です。皮下脂肪と違い摘まみづらく摘まむと痛いと感じるようなら内臓脂肪です。男性に付きやすく、ポッコリお腹やビールっ腹といわれるアレです。

内臓脂肪は内臓の位置を固定したり衝撃を和らげる働きが有ります。

皮下脂肪と比べると落としやすい脂肪で出し入れが容易な事から、普通貯金型の脂肪と言われています。一時的な保管の脂肪というイメージです。

この内臓脂肪、過剰につきすぎると様々な悪さをし始めるので、身体にとっては良くない脂肪です。よく耳にする、メタボリックシンドロームは内臓脂肪症候群とも呼ばれています。

「肥満(内臓脂肪型の)・糖尿病・高コレステロール血症・高血圧」の4つが併発している状態を「死の四重奏」といい、内臓脂肪の蓄積が「糖尿病・高コレステロール血症・高血圧」などの引き金になります。

四重奏:四つの独奏楽器による合奏。第一バイオリン・第二バイオリン・ビオラ・チェロによる弦楽四重奏は最も代表的。カルテット。 出典 三省堂大辞林 第三版

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
ぜっっったいに聞きたくない四重奏ね!

しかし残念な事に、日本人はデスカルテット(死の四重奏)の引き金の、内臓脂肪をため込みやすい体質なので注意が必要です。

食育・コバコバ
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軽度の肥満でも糖尿病になりやすいのは、インスリンの分泌能力の他に、この内臓脂肪が付きやすい事も拍車をかけているのです。
日本人は内臓に脂肪を溜めやすい

日本人は,欧米人にくらべて肥満度は低いにもかかわらず代謝性疾患を発症しやすいことが指摘されている。そこで,CTにより測定した内臓脂肪面積を,腹囲が同レベルの日本人男性と米国の白人男性で比較した。その結果,全体的に日本人は白人よりも肥満度が低かったものの,どの腹囲カテゴリーにおいても,日本人の内臓脂肪面積および内臓脂肪面積/皮下脂肪面積比は白人よりも高値であった。

参考:[2006年文献] 日本人男性の内臓脂肪面積は,腹囲が同レベルの白人男性より大きい|ERA JUMP

欧米人は肉食中心の脂肪を摂る機会が多い食生活をしてきたので、安全な皮下脂肪という形で脂肪を貯める能力が発達してきた。私たち日本人は脂質をあまり摂らない食生活を送って来たので、脂肪を処理することに慣れていないため、出し入れが簡単な内臓脂肪という形で蓄えるようになったと考えられています。

食育・コバコバ
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つまり、長期にわたる「食べ過ぎ」にはより一層の注意という事ですね。

④【まとめ】肥満に弱いといえる日本人

急激な生活環境の変化に伴い世界的に糖尿病の数が増えてきています。

長い年月をかけ人類が食料の少ない時代に適応していった様に、私達もまずは、『欧米人の様に肥満に強くなる→食べても太らない体質になる→最終的には食べても太らず食べなくても生きていける究極体になる』などなど、これから様々な進化していくと思います。

しかし、今はその進化の途中なので、食べ過ぎには注意を払う必要が有ると思います。

ましてや、私達日本人は食文化の違いから生まれた「倹約遺伝子を持つ人が多い・インスリンが弱い・内臓脂肪が付きやすい」という特徴があります。このような点から物凄く太る前に身体が壊れてしまう危険が非常に高く、食べ過ぎに弱い人種といえます。

日本ではBMIが25を超えたら肥満(あくまで数値的な基準です)となりますが、欧米ではBMI30以上が肥満といわれています。肥満の概念の違いもこれらの体質によるものでしょう。

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つまり何が言いたいかというと、やはり「食べ過ぎは注意」という事です。
  • 人類の食べ過ぎの歴史はまだ始まったばかり
  • エネルギーを節約する倹約遺伝子を持っている人の割合が日本人は多い
  • 血糖値を下げるインスリンの力が弱いので日本人は軽度の肥満でも糖尿病になりやすい
  • 欧米人に比べ日本人は過剰につくと様々な悪さをする内臓脂肪が付きやすい体質

【食の質】食品添加物先進国日本そこに潜む危険性

食育・コバコバ
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食の質とか生意気な事を言っていますが、私は「しょっぱい物・脂っこい物・ジャンクフード」などが大好きです。

しかし、1週間朝食抜きのプチ断食+野菜メインの食生活を続けた後に、大好きだった次郎系のラーメンを食べた時に事件が起きました。

その日がたまたまだったのか、身体が浄化されていたからなのかは分かりませんが、以前は美味しく食べる事が出来たラーメンが物凄く科学的な味がして、全く美味しく感じなかったのです。

舌にピリピリとした刺激を受けつつ全マシの次郎系ラーメンを完食するのは非常に辛かったですが、イイ思い出になりました。

食育・コバコバ
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その日を境に化学調味料や食品添加物という物を気にするようになり、必死に色々な知識を詰め込みました。

その時に自分が感じた事や思った事を今回は「食の質」という形でお話したいと思います。

飽食の時代と言われるほど、食べ物に困らない豊かな時代になったと思いますが、その飽食を支えている物の1つに食品添加物が有ると思います。

食品添加物は食品の流通だけでなく、時間の短縮や便利さにも大きく貢献し、私たちの生活には欠かせない物になりました。しかしその反面、私たちが今まで口にしてこなかった”化学物質”で溢れた世界になりました。

仮に、食品添加物を摂取しない生活をしようとしたら、桃源郷にでも行かないと不可能だと思います。ですが、私たちの身体は食べた物から作られているので、いくら便利と言っても食品添加物に依存しすぎた食生活は良くないと思います。

そして勿論、食品添加物は国が定めた安全基準により安全と言われていますが、以下の3つの点によりグレーな部分が多いです。

食品添加物のグレーポイント3点
  1. 添加物の安全性試験について
  2. 日本と海外の違い
  3. 表示免除により見えない部分があるという事

食品添加物については上記の3点により、「危険とは断言できないが、安全とも言い切れない」という現状です。そのため、「食の質」について考える必要が出てきたと言えるでしょう。

食育・コバコバ
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では、どのような点がグレーなのか1つずつ見ていきましょう。

①添加物の安全性試験について

当然のことながら、食品添加物は安全性試験を行っておりそれをクリアしたものが使用されています。

安全試験といっても流石に人体実験はできないので、ネズミなどの動物を使って試験を行いその結果を目安に安全性の基準を設けます。

つまり、人間が摂取した時の反応は予測でしかないのです。

そして、この検査は1種類の添加物単体での検査つまり、1つの種類の添加物を摂り続けた場合どうなるのかという検査です。

そのため、数種類の添加物を同時摂取した時の反応や、食品中で数種類の添加物が混ざり合った時の反応は未知数なのです。

無数にある食品添加物を組み合わせての試験までするとなると、膨大な数になってしまうのでできないのです。

しかし、売っている加工食品に1種類だけの添加物が使用されているというケースはほぼないでしょう。

食育・コバコバ
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実際に添加物同士が反応し発ガン性物質であるベンゼンが発生してしまい販売中止になった商品も有ります。

参考:厚生労働省:清涼飲料水中のベンゼンについて

また、科学や技術の発展によりそれまで安全と思われていた添加物が、急に禁止なるという事も起こってしまいます。(1948年に認可開始)

禁止された品目は60品目以上あると言われています。

科学や技術の発展により今まで分からなかった事が分かるようになるのは良い事ですが、禁止されるまでは普通に食べていたと考えると怖いですね。

食育・コバコバ
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ハムやソーセージ、かまぼこなどに使用されていた天然系の添加物であるアカネ色素は、2004年7月に発ガン性が有るとして使用禁止になりました。

添加物ではありませんがエコナ油が発ガン性を疑われ、急に販売禁止になったのは衝撃的でした。

参考:食品添加物「アカネ色素」を既存添加物名簿から消除することについて|厚生労働省

参考:エコナ関連情報 | 消費者庁

禁止されるものがある反面、1度危険が認められたが、やはり安全だったと復活する物もあったりします。

一度禁止にした物をわざわざ再検査し再認可するのは、色々な利権とかが絡んでいるような気もします。

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
食品添加物の歴史が浅いので、未知の部分がたくさん有る感じがするわね。

あれは食べられる、あそこの部分を食べたヤツは毒に当たったなどを繰り返し、長い時間と多くの犠牲の上に食の安全性は作られてきたと思います。フグやキノコをイメージして頂ければ分かり易いと思います。

食品添加物にも同じことが言えると私は思います。

歴史が浅いため身体が化学物質に慣れていないという面も有り、これから時間をかけて安全性を確立していく道の上に現在の私達はいると思います。

②日本と海外の違い

食品添加物は国によって安全基準が様々なので、日本で許可されている物が外国で禁止されていたり、またその逆のパターンがあったりします。

色々な事情があるとは思いますが、諸外国で禁止されている物は見直していって欲しいと思います。

特に見直して欲しいと思うのは、合成着色料の赤色〇〇号、黄色〇〇号といった食用タール系色素たちです。

食用タール系色素の原料はナフサという得体の知れない物が使用されていています。
ナフサはガソリンやプラスチックの原料にもなる原油を分留して得られる軽質油です

このタール系色素〇〇色〇〇号と種類は様々ありますが、日本は諸外国が禁止している物を複数許可しているというのが現状です。

簡単に言うと、他の国では使えない色をたくさん持っているという事です。

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
日本の検査によって安全性が証明された物を使用している訳ですが、やはり他の国で禁止されている物を使用するというのはなんだか気持ちが悪いわね。
食育・コバコバ
食育・コバコバ
そうですね、アカネ色素などの様に急に使用禁止になる可能性もありますからね。

イギリスでは「危険とは断言できないが安全とも言えない」という理由で、日本では考えられない表示をしている物もあります。

合成着色料と「キレる子ども」の関係

“Sunset Yellow may have an adverse effect on activity and attention in children.” 

「この食品を食べるとキレる子になる可能性があります」

スーパーで手を伸ばした食品にこんな表示があったら、どうしますか。

イギリスでは一部の合成着色料を使った食品について、「子供の活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」と表示されているものが有ります。

実際に、合成着色料黄色5号(サンセットイエロー)を使用したEUの飲料には、前述の英文が表示してあります。

イギリスの食品基準庁は、英・サウサンプトン大学の研究で、合成着色料を摂取した子どもに多動性行動が見られたという報告を受け、この表示を義務化しました。

EU内からは「検証が不十分」という意見も出ましたが、「危険とは断言できないが安全ともいえない」という見解から表示されることになりました。

参考:食品の裏側2 実態編: やっぱり大好き食品添加物 単行本 – 2014/3/28安部 司 (著)

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
日本では考えられない表示ね!!

まるでタバコと同じじゃない!

食育・コバコバ
食育・コバコバ
タバコの場合はリスクがある事を知っていて、吸ってる人が大半だと思います。

私もリスクを覚悟して吸っていました←完全に辞めれたわけではなく飲んだ時にたまに吸ってしまう意志の弱さww(←別に聞いていない)

吸う、吸わない、食べる、食べないは個々の自由ですが、その判断材料はきちんと公開して欲しいと思います。

実際に日本では、アレルギー反応が認められてる添加物が使用されているにもかかわらず、表示はされていないという事態が起こっています。

無視されていたコチニールのアレルギー報告

天然着色料としてよく使われる「コチニール色素」(カルミン酸)があります。ハムのピンク色、ミニドリンクのオレンジ色、お菓子サプリメント等に広く使われています。

ところが、この色素によって呼吸困難等の急性アレルギー症状の発症例が報告されたとして、2015年5月、消費者庁と厚生労働省が注意を呼びかけました。コチニールの原料は、サボテンに寄生するカイガラムシ科エンジムシです。

米国のスターバックスは、段階的にやめトマトから抽出されるリコピンに切り替えると発表しています。

私が残念に思うのは、このコチニールのアレルギー報告は、国内でも以前からされていたということです。市立堺病院(1997年)、大阪市立大学(1998年)、横浜市立大学(2004年)、大阪大学(2005年)等です。(中村幹雄著『食と消費者の権利』)。こんなに多くの臨床報告があったのにムシされてきたのです。この間、どれだけの人がアレルギーで苦しんできたことでしょう。

しかも、2012年5月にこの件が発表されても、アレルギー表示を義務化する動きもなければ、警告するでもなく、なんの動きもありません。

参考:食品の裏側2 実態編: やっぱり大好き食品添加物 単行本 – 2014/3/28安部 司 (著)

食品添加物の話に限らず、日本は消費者よりの考えではなく、「製造者・企業」よりな考えが蔓延していて、都合の悪い事はなるべく表に出さないようしていてる気が私はします。

マイナスの情報もきちんと公開するよう義務付け、リスクも承知の上で消費者が選べるような制度になっていって欲しいと思います。

食育・コバコバ
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余談ですが、私が働いていた中華レストランでは酢豚などに使う甘酢を仕込む時にサンセットイエローを使用していました。

お酢が入っているので仕込むときに『えほっ、えほっっ、、』となるのであまり仕込みたくない仕込み1つでした。

そして、その嫌な甘酢の配合が、水12ℓ、酢9.9k、ケチャップ4.2k、中双糖3.75 A1ソース360g サンセットイエロー、2.7g、赤色102号、、氷砂糖、、、、、、、、

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
長くなりそうなので、次にいきます!!

③表示免除により見えない部分があるという事

食品表示のラベルを見る時って、大抵の人は原材料や添加物が気になった時に見ると思います。

もしくは、AとBどちらの商品を購入しようか迷った時などに、ラベルを見比べて商品を購入する際の判断基準にするために見たりと様々な場合が有ると思います。

いずれの場合も、何が使用されているのかを確認するために、ラベルを見るという行動を取ると思います。

しかし、食品表示ラベルの添加物の項目には表示免除により、見えない部分が結構あったって知ってましたか?

食育・コバコバ
食育・コバコバ
私は全く知りませんでした。
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
私も知らなかったわ。
通りすがりの忍者1
通りすがりの忍者1
拙者も知らなかったでござる。
通りすがりの2
通りすがりの2
拙者も知らなかったでござる!
その3
その3
拙者もしらなかったでゴッ

ってイタイでござる。

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
突然湧いて出て何なんですかこの集団!早く次に行って下さい。

表示するスペースの都合や、全部表示するとかえってわかりづらくなってしまったり、ただ単に表示すれば良いという物でもないとは思いますが、1つの食品には思っている以上の種類の食品添加物が使用されていたという事を知りました。

表示が免除されるケースは様々有りますが、ここでは一括表示とキャリーオーバーの2つに絞って見ていきたいと思います。

一括表示

「乳化剤・pH調整剤・調味料・香料・酸味料」など同じ目的の為に使用される添加物は一括で表示をしてもよいという制度で、全部で14種類の項目があります。

単に「乳化剤・pH調整剤・調味料」など書かれていても、実際は何種類もの添加物を組み合わせた「乳化剤・pH調整剤・調味料」だという事です。

誰しも「パッ」とラベルを見た時に食品添加物などのたぐいは少ない方が良いと思います。

なので、「A、B、Cは調味料で行けるからそっちで一括表示にして」、「D、E、F、Gはph調整剤の範疇で行けるからそちらで一括表示にして」と、メーカー側は必死になって組み合わせを考えて何とか一括表示にもっていこうとする、という事が起こってしまいます。

そして、実際に行われているのです。

都合の良い一括表示

「これは『pH調整剤』の範疇に入るだろう」などというように「組み合わせ」を考えるのです。

あるいは、「これはあと2種類混合して『酸味料』と表示しよう」として、一括表示にするために、わざわざ余計な添加物を増やしたりするのです。

そういう事が消費者の知らない「裏側」で平気で行われているのです。

参考:食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 単行本 – 2005/10/1安部 司 (著)

キャリーオーバー

原材料からそのまま持ち越される添加物で、原材料中には含まれるが使用した食品には微量で効果がでないものは、表示しなくてもよいという制度です。

例えば、せんべいの味付けに使用している「醤油」や、ビスケットに使用されている「マーガリン」などがあります。

醤油やマーガリンに使用されている添加物が最終製品(せんべいやビスケット)に添加物としての効果を示さない場合表示をしなくてもよいという具合です。

確かに、そこまで掘り下げていくとラベルが表示で一杯になってしまうので、表示されないのは仕方がないとは思います。

しかし、品質が良い醤油も悪い醤油も表示上では「醤油」となってしまうので、裏でどのような物が使われているのか分からない点がある事に少し不安を覚えました。

そして、ここでもキャーリーオーバーにできないかという思考が働き表示のスマート化が図られる訳です。

食育・コバコバ
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デパ地下やスーパーなどのバラ売り、お惣菜やお持ち帰り弁当、飲食店のメニューなど、製造者と販売者が同じ場合は表示ラベルその物が免除されるというのも有ります。
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
私たちが思っている以上に、表示されている以上に食品添加物を摂っていた訳ね。

食品添加物のおかげで食生活は豊かになり、私たちの生活に欠かせない物だと思います。

しかし、思った以上にそれらを摂取していて、それらのもたらす弊害は未知数だという認識を持つ事も大切だと思います。

  • 安全性が完全に保証されているわけではない
  • 隠れたリスクが存在しているという事
  • 表示免除により思っている以上に食品添加物を摂取している。

【食の量と質】日本人の死因約6割を占める生活習慣病

人類が進化して、ジャンクフードをバリバリ食べても、化学物質がジャブジャブ入った物をガシガシ食べてもビクともしない強靭な肉体を手に入れたら、何も食生活を気にする必要はないと思います。

食育・コバコバ
食育・コバコバ
アァァァーー、、そんな暮らしをしたいですねェェェーーーー

しかし、残念ながらまだ飽食の時代は始まったばかりな為、私たちは狂人強靭な身体を手に入れる進化の途中にいます。

きっといつかはハイパーな人間になって、何も気にしないスーパーな生活がおくれるようになると私は信じていますが、残念ながら生きているうちは厳しそうです、、、。

なので、ろくに運動もせずに好きな物を好きなだけ食べてグータラ過ごしていたいのですが、それを続けていると高確率で健康を害してしまいます。

食育・コバコバ
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そう、長々と「量だの・質だの・食べすぎだの・食品添加物だの」とウダウダ言ってきましたが、なぜそれらを気にしないといけないのかという最大の理由は健康を害してしまうからです。

生活習慣病について

ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
生活習慣病って何となくのイメージしかないのだけれど、実際はどのようなものなの?

生活習慣病はその名の通り、「食生活・運動・休養・飲酒・喫煙・ストレス」などの生活習慣が、その「発症・進行」に関与する疾患群と定義されています。

食育・コバコバ
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簡単に言えば文字通り、『生活習慣が原因でなっちゃう病気をまとめて生活習慣病と呼ぶことにしたよぉー』って感じです。

生活習慣病の中でも「ガン・心疾患・脳血管疾患」は3大生活習慣病といわれています。

その3大生活習慣病に「糖尿病・高血圧疾患・肝疾患・腎疾患」の4つを加えたものが7大生活習慣病といわれています。

3大生活習慣病:ガン・心疾患・脳血管疾患

7大生活習慣病:👆の3つプラス、糖尿病・高血圧疾患・肝疾患・腎疾患

食育・コバコバ
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これらはかつては、加齢と共に発症すると考えられていたため、成人病と呼ばれていました。

この生活習慣病がなんでこんなに騒がれているのかというと、、、、。

死因別の死亡割合
ファス子ちゃん
ファス子ちゃん
突然、死因とか亡とか普段使わない単語が出てきてビックリしたけど、死因の半分以上が生活習慣病だという事にもビックリしたわ。そしてやはり、1位は悪性新生物(ガン)なのね。
食育・コバコバ
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私もこれを見た時にこんなに多いんだと思いました。

しかしポイントは、原因不明の難病ではなく生活習慣病だという点です。

ここで先ほどの生活習慣病の定義を思い出してみて下さい。

生活習慣病はその名の通り、「食生活・運動・休養・飲酒・喫煙・ストレス」などの生活習慣が、その「発症・進行」に関与する疾患群と定義されています。

完全に回避できるというわけではないですが、生活習慣を変えればこれらにかかるリスクを減らすことができるという事です。

文字通り生活習慣病という事ですね。日本人の死因第1位のガン(悪性新生物)も生活習慣病です。

食育・コバコバ
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悪性新生物というと、キメラアントのような何か別の生き物を想像してしまうのは私だけでしょうか?………私だけですね、、、、、。

そんな悪性新生物も生活習慣病なので、生活習慣の見直しが予防に繋がります。

ガンも例外ではないという事

科学的根拠に根ざしたがん予防ガイドライン「日本人のためのがん予防法」(※2)

国立がん研究センターをはじめとする研究グループでは、日本人を対象としたこれまでの研究を調べました。

その結果、日本人のがんの予防にとって重要な、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」「感染」の6つの要因を取りあげ、「日本人のためのがん予防法」を定めました。

このうち、「感染」以外は日頃の生活習慣に関わるものです。
これから紹介する5つの健康習慣を実践することで、あなた自身の努力でがんになる確率を低くしていくことが可能です。

ガンのリスクを低下させる行為

参考:科学的根拠に基づくがん予防:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

正確には遺伝的要因など様々な事柄が絡んでくるなど、様々な意見があるとは思いますが、私は医者ではないので、そこら辺の事はよくわかりません。

食育・コバコバ
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しかし、国がかつて成人病といわれていた物を生活習慣病と名付けた。

そして、名付けた理由は生活習慣が大きな要因だからといっているので、生活習慣を見直す事が予防の一番の近道だと思います。

生活習慣病に関しては、「飲酒・喫煙・ストレス」といった要素が占める割合は多いとは思います。しかし、私たちの身体は食べた物から作られています。食べ物を食べないで生きていける人はいません。

なので、この記事を読んで下さった方が、少しでも食生活に意識を向けて頂けるきっかけになったら嬉しいです。

食生活に関しては、腹八分目を心がけ、バランスの良い食事をしていく事が大切だと思います。

それを心がけていれば、大きな問題は起きないと私は思っています。

それでも、具体的にはどのような食生活をしてたらいいのか、イメージが掴み辛いというの方の為にマクロビ的思考法での食生活を紹介するので、もし興味のある方がいたら参考にしてみて下さい。

マクロビ マクロビオティックセラピスト
【マクロビ入門】マクロビオティックセラピストが教える基礎知識健康法や食事法などで「マクロビ」という言葉を耳にした事が有る方は多いともいます。しかし、「どのような物なのか分からない・ベジタリアンやビーガンとどう違うの」といった方も多いと思います。この記事ではマクロビの基本的な考え方や実際どのような物を食べるのかといったことをお話しています。...

~~つづく~~

ABOUT ME
食育・コバコバ(調理師 × 食育インストラクター)
食育・コバコバ(調理師 × 食育インストラクター)
高校時代に友人にカツ丼をつくる。そのカツ丼が「うますぎる!」となったことを切っ掛けに、彼は安易にも調理師専門学校に入学し卒業。 調理師として10年以上の間「ホテルの調理~ラーメン屋の店長」と謎に幅広い世界でご飯をつくりまくる彼は、元々はガタイが良く強面だが心はカワイイアニメキャラの様でありパッチリ二重でビューラー要らずのヒゲ君である。 話がそれたが、ご飯をつくりまくった結果、彼は「つくる事」から「食べる事」に興味が湧き食いまくり、結果太る。 その後「食べる事」から「何を食べるか?」に思考が変わっていった時には、幸か不幸か【調理師 × 食育インストラクター】となっていたのであった。 -----続く-----