この記事では、私が実際に作ってみた『自宅で作れる発酵調味料』について、詳しくお話してきたいと思います。

一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が指定する認定機関での学習カリキュラムを終了し、検定試験に合格することで取得することができる資格。
運動や食事を通じて体内から美しく健康になるための技術を習得し、さらに指導・アドバイスすることができる。
いくつかある腸活に関する資格の中でも、資格の取得にかかる費用のわりに資格取得後に活動できる内容も多岐に渡るため、かなりコスパが高い資格と言える。
「発酵調味料って、家でもカンタンに作れるって知ってた?」
そう言われて、素直に「えっ!?そーなんだ♪」と信じられるあなたは、きっと汚れを知らない子どものような心を持った方だと思います(笑)
発酵調味料をはじめ、発酵食品がカラダに良いことは分かっているけど、
- 「作るのが難しそう…」
- 「手間がかかってめんどくさそう…」
- 「うまくできるか不安…」
こんな感じの理由で、家で発酵調味料を作ろうと思う方は少ないんじゃないかと思います。
発酵食品はそれ自体に旨味があるため、調味料として使うとおいしさがアップする上に、調味料は日常的によく使うものなので、発酵食品を摂りやすくなるというメリットもあります!
この記事では、私が以前に書いた『【腸活実践編】腸活アドバイザーが教える「効果を最大化」するコツ!』の記事で紹介した発酵調味料を、私が実際に作ってみました♪
できるだけ分かりやすく作り方や、作ってみた感想などをお伝えしていきたいと思います!
しかし、普段料理をしない私でも、家で発酵調味料を作ることができるという部分をお伝えできればと思っています♪
目次
知ってトクする!『発酵食品が腸活に良い』理由!
発酵調味料も発酵食品なので、ここでは発酵食品についての説明をしていきます!
あなたも『発酵食品がカラダに良い』ということは、どこかしらで聞いたことがありますよね?
『カラダに良い』=『腸活にも良い』と言えますが、その理由まで理解している方は意外と少ないと思うので、ここでは発酵食品がなぜ腸活に良いのかをお伝えしていきたいと思います。
発酵調味料(食品)を食べるメリットは、大きく分けると下記の3つが挙げられます。
- 腸内細菌の補充ができる
- 菌の死骸が腸内細菌のエサになる
- 消化・吸収がしやすい
では、順番に説明していきたいと思います!
メリット①腸内細菌の『補充』ができる
発酵食品に含まれている菌で代表的なのは乳酸菌ですが、この乳酸菌には『植物性』と『動物性』の2種類があります。
植物性の乳酸菌は、動物性の乳酸菌と比べると熱や酸に強く、一部は生きたまま腸にまで届くので腸内細菌を補充することができます!
メリット②菌の死骸が腸内細菌の『エサ』になる
『植物性の乳酸菌は、生きたまま腸にまで届く』とすでにお話ししましたが、乳酸菌が生きたまま腸にまで届かないと意味がないのかというと、決してそんなことはありません!
どういうことかというと、腸に届く前に死んでしまった乳酸菌の死骸は、腸内細菌のエサとなって腸内細菌を元気にすることになるからです。
乳酸菌は、生きてても死んでても腸活に役立っているということですね♪
実は私も以前はこんなイメージを持っていました(笑)そこまで気にしなくても、乳酸菌を摂ることが腸活に役立つので、積極的に発酵食品を取り入れていきたいところですね!
メリット③『消化・吸収』がしやすい
そもそも発酵食品は、微生物によって分解された状態と言えます。そのため、普通の食品と比べると、腸にとってはひと手間仕事が省略された状態なるので、消化・吸収がしやすいと言えるのです。
チーズやヨーグルトも発酵食品なので、食事に積極的に取り入れていきたいところですが、砂糖や人工甘味料が入っているものも多いので、できれば砂糖や人工甘味料の入っているものは避けるのがオススメです!(砂糖は悪玉菌のエサになり、人工甘味料はものによっては安全性に疑問があるものもあります)
発酵食品恐るべし(笑)
【自宅でできる腸活調味料】①みそ

- 『みそ』は、麹菌だけでなく植物性の乳酸菌も豊富に含まれているので、腸内フローラを整えてくれる効果があります!
材料

- 乾燥麹:500g、大豆:1.3g(写真撮り忘れました…)、塩:360g
※これで約3kgのみそが出来上がる
作り方


途中でお水が足りなくなったら足すようにして、大豆が指で簡単につぶせるくらいの柔らかさが目安です!

よく混ぜる!


大豆をつぶしていく!

蒸し器に残った蒸し汁は、あとで使うので捨てずにとっておいてください!

蒸し汁を加えながら、耳たぶほどの柔らかさになるまでこねてください!もし蒸し汁が足りなくなったら、白湯でも代用できます!



- 出来上がった『みそ』にカビが生えていることもあるが、カビを取り除けば問題なく食べられる!
- 賞味期限は特にないが、10年ほどは美味しく食べられる!
- 大豆をお水にひたすときは、思っていた以上に大豆が膨らむので注意が必要!
- 出来上がるまでに1年かかるので、それまでガマンしなきゃいけないのがネック(笑)
『みそ』を作ってみた感想
作業自体は大変な面もありましたが、思っていたよりはそこまで手間がかかることもなく、仕込むことができました!
中でも1番大変だったのは、蒸し上がった大豆を潰す作業です。量が量だけに何回かに分けて袋に入れてつぶしたんですが、これがなかなか体力のいる作業でした(笑)
ですが、がんばってつぶした甲斐あって、うまくできあがりそうな感じになったので良かったと思っています!
あとは1年後のできあがりを待つのみですが、楽しみに待ってみたいと思います♪
1年後にみそができたら、みそ汁を作ってください♪
【自宅でできる腸活調味料】②しょうゆ麹

- 麹菌が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれます!普段使っているしょうゆの代わりに使いましょう!
材料

- 乾燥麹:100g、しょうゆ:250cc
作り方



1日1回、空気に触れさせるようによく混ぜ、1週間ほどで出来上がりです!そのあとは冷蔵庫で保管しましょう!
- しょうゆ麹は旨味と栄養価が高い!
- 賞味期限は、冷蔵庫保管で半年くらいが目安!
- 作るのはかなりカンタン!
しょうゆ麹を作ってみた感想
このしょうゆ麹は、はっきり言ってものすごいカンタンに作ることができました!
強いて言うなら、毎日かき混ぜるのが多少手間がかかるくらいですね。ですが、このくらいの手間だったら問題にならないくらい美味しいですし、腸活にもなるなら全然ありだと思います。
私はとりあえず冷奴にかけて食べてみましたが、いつもより旨味が凝縮されたような冷奴で、かなり美味しかったです♪
かなりおすすめなので、あなたもぜひ作ってみてください!
これで美味しくて腸活になるなら、我が家ではこれから定期的にしょうゆ麹を仕込むようにしようか!
【自宅でできる腸活調味料】③塩麹

- 麹菌が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれます!普段使っている塩の代わりに使いましょう!
材料

- 乾燥麹:100g、塩:40g、水:250cc
作り方



- 天然塩を使えば、より美味しく仕上がる!
- 賞味期限は、冷蔵庫保管で半年くらいが目安!
- しょうゆ麹より味がシンプルな分、調味料としていろんな料理に使える!
- 作るのはかなりカンタン!
塩麹を作ってみた感想
しょうゆ麹から引き続き、この塩麹もかなりカンタンに作ることができる発酵調味料でした!
強いて言うなら、毎日かき混ぜるのが多少手間がかかるくらいですが、これもしょうゆ麹と一緒に仕込むと作業がまとめられるのでラクですね。
私はとりあえず目玉焼きにかけて食べてみたんですが、ただの目玉焼きが1ランク上の味に感じるくらい美味しかったです!ほかにもいろんな料理に試してみたいです♪
こちらもカンタンに作れるおすすめのレシピなので、ぜひ試してみてほしいと思います!
【腸活に良い】発酵食品レシピを自宅で作ってみたまとめ
『みそ』は現在進行形で熟成中なので、食べた感想をお伝えすることができないのが残念ですが、『しょうゆ麹』と『塩麹』はどちらもカンタンに作れて美味しいですし、これが腸活にも良いというのは一石二鳥ですね!
私が実際に作ってみた感想としては、「難しいと思っていたのは最初だけで、作ってみたら簡単に作れた♪」です!
ほかにも、下記にお伝えしておきたいことをまとめておきます。
- 発酵調味料は、思っていたより簡単に自宅で作れる!
- 発酵調味料は、旨味が「ギュッ!」と詰まってて美味しい!
- 普段料理をしない方でも、カンタンに作れる!
- 発酵調味料を使い始めてから、便の状態がかなり良い!
この3点が私が実際に作って食べて感じたことです!
作ってみて驚くくらい美味しかったので、我が家では常備しておくことに決めました(笑)
ほんとうに簡単に作れるので、腸活に興味がある方はぜひ試してみてほしいと思います♪美味しくカラダの調子が良くなるのでオススメです!
あとは、1年後の『みそ』のできあがりが楽しみね♪
ちゃんとできたら、妻ちゃんの作ってくれるみそ汁が楽しみだわ!
こちらも腸活の理解が深まると思いますので、ぜひチェックしてみてください♪
- 「とにかく便秘を改善したい!」という方はこちら!
⇒腸活アドバイザー推奨の便秘解消法!まず自分の便秘の種類を知ろう! - 「腸活で健康的なカラダを手に入れたい!」という方はこちら!
⇒腸活アドバイザーが教える【腸活入門】!知っておきたい腸活の効果! - 「発酵食品の作り方も知りたい!」という方はこちら!
⇒【腸活レシピ】家でも簡単に作れるおすすめの発酵食品を作ってみた!
