ファスティングマイスター、ファスティングカウンセラー、ファスティングダイエットアドバイザー、ファスティングインストラクター、ファスティングコンサルティング、ファスティングコンシェルジュ…
と、ファスティングの資格は様々ある。
これらのファスティングの資格の詳細は、以下で比較している。

今回は数あるファスティングの資格の中から、僕が選んだファスティングマイスターの「資格申込~資格取得」までの流れをお話する。
ファスティングの資格は色々とあるが、結局はファスティングマイスターがファスティングの資格の先駆者であり一番歴史もある。
ファスティングの資格選びで悩んでいる方、ファスティングマイスターの資格を取得したい方に、是非見ていただきたい内容である。
目次
ファスティングマイスターの資格申込の流れ
まずは「ファスティングマイスター学院」のwebサイトを開く。

TOPページの「検定申込」をクリック。
すると以下の様なページになる。

そのまま下に進むとこうなる。

ファスティングマイスターの初級は「通学 or 通信」が選べるのだが、同じ資格でも「通学なら1日(5時間)」で取得でき「通信だと2ヵ月」掛かる。
通学は精神と時の部屋状態である。
5時間で2ヵ月分だ。つまり1時間で12日だ。つまり1分で4.8時間だ。つまり1秒が4.8分である。お湯を入れて1秒で麺が伸びる計算になる。1秒が4.8分ある世界だったら、10秒で学校の授業が終わる。日々の狂いそうになる理不尽な仕事なんて2分で終わり帰れる。
僕はそんな反則技の様な通学プランを希望しているので、赤矢印の「各級検定の日程確認・ご予約はこちら」をクリックした。
ファスティングの勉強をしにいく感覚だった僕にとって、いきなりの「検定」「予約」って文字にビビったのである。
1日で講義~試験があるのは知っていたが、学校のテストとか最高に苦手だった僕としては、「テスト」でもビビるのに「検定」という言葉は刺激が強すぎた。まだ「試験」のがまろやかである。
パワーバランスを念のため紹介しておくと、「テスト<試験<検定」である。
話を戻そう。
ゴバタッタ!!
(※この謎のノリを知りたいと思う変わり者は「断食の効果がベホマだったので48万払いファスティングマイスターに…」を読んでいただきたい。)
「各級検定の日程確認・ご予約はこちら」をクリックすると以下の画面になる。

下がると、検定日のスケジュールが出てくる。

僕は申込をした日から一番近い日を選択した。
(後々これがプチ失敗だったと気づくので、その話も是非したいと思う)
すると以下の画面に切り替わる。

この画面を下がっていくと、申し込みフォームが出てくるので個人情報を記入する。

ちなみに、支払い方法は以下の3パターンだった。
- 銀行振込
- 郵便振替
- クレジットカード(ペイパル)
利用可能クレジットカード:Master・Visa・AmericanExpress・JCB

記入し終わったら「個人情報保護方針に同意する」にチェックを入れ、「予約する」ボタンをクリックする。
すると、以下の「予約を承りましたので、メールをお送りいたします。」という画面に切り替わる。

登録したメールを見てみるとさっそく以下のメールが届いていた。

僕の場合は支払い方法を振込にしたので、振込をして手続き完了である。
あっけない。
ファスティングの資格をどれにしようか、比較に比較を重ねて吐きそうになるぐらい比較してファスティングマイスターに決めたのだが、申し込みはこんなにあっけなく完了する。
【プチ失敗談】入金後にテキストが送られてきた。。

本日テキストを発送させていただきましたので宜しくお願い致します。
テスト前、いや検定前に、テキスト来る=事前に勉強しておけよ!スタンスなのか!
それなら、検定日をもっと遅くしておけばよかったじゃん!
そんな気持ちにさせてくれたのが、この入金確認後のメールであった。そしてその上この時期は予定が詰まっていて検定日前日までテキストを見る事が出来なかった。。
ちなみに、テキストはこちらです。




太い。思っていたよりもテキストが太い。
いや、太いのは情報量が多いってことでたくさん学べるのでウェルカムなのだが、今、このテキストを開けたのは検定前日の深夜である。むしろ00時回っていたので当日だ。
こうして僕は、中学の期末テストの前日に泣きながらサインコサインタンジェントやフレミングの法則を必死に覚えたことを思いだし、検定日当日を迎えたのである。
既に当日だったが。
ファスティングマイスターの検定を受けに、いざ「錦糸町」へ
検定は分子整合医学美容食育協会で行われる。

中に入るとキレイなお姉さんが受付をしていた気がするが、少し遠巻きだったので本当にキレイだったかはわからない。でも、キレイだった気がする。
流石はファスティングマイスター学院である。

ファスティングマイスター検定は「2階」と書かれている。
この時の事を正直に話そう。
緊張してきたのである。
受付のお姉さんがキレイだったことも緊張へ1mmぐらいは拍車をかけていたかもしれないが、よくよく考えれば僕は4段腹の母親の不調を取り除きたいだけだ。
しかし、4段腹は、僕の断食の健康効果がヤバいからやってみな!と言う話を「宗教の勧誘」レベルでしか聞かないのだ。その流れで実家では「断食」は軽くタブーになってしまった。
ならファスティングの資格も取って箔をつけて、断食に興味を出させるぐらいのトークをしてやる!といった親孝行なだけだ。
なのに検定前に分厚いテキストは届くわ、前日の深夜に焦って読んだだけだわ、お姉さんがキレイだった気がするわ、色々重なり恐らく、、、
この時の僕の歩き方は不自然極まりない左手と左足が揃って動いていた可能性すらある。

お分かりいただけたであろうか?
突然こんな生命体が前から歩いて来たら、しかも、その歩き方が左手と左足が揃っているので2歩目も当然右手と右足が揃いながらそれを繰り返し歩いて来たら、僕なら心配をする。
ちなみに、確実にお分かりいただけたかと思う事は、僕は絵が下手だという事。ついでにお分かりいただきたい事は、僕はそれでも絵が好きだという事。
絵で伝えたかったことは、緊張により左手と左足が一緒に動く意味深な歩き方になっていた模様。
そう、確実に文字だけで伝えた方がお分かりいただけた気がする。
だが、この後の講義や検定は撮影禁止だったので、本日は僕のイラストが大活躍することになりそうであるが、なるべくなら写真でいきたいところである。
ファスティングマイスターの講義

断食関連の書籍を色々と読み漁ったり、自分でも「3日断食」や「半日断食&1日断食」を4ヵ月継続してやったりしていたが、ファスティングマイスターの講義はとても為になる時間となった。
感覚的に言うと、今まで分かっていたことでも「なぜそうなのか?」といった細かい部分までも理解することが出来るようになったのである。
勿論、知らないことも知ることが出来たり、僕が思っていたことが実際に講師の方の言葉で聞けて考え方が間違えていなかったと思えたり、それはそれは唯意義な時間だった。
講義やその後テキストで学んだことは、このサイトで色々とお伝えしていこうと思う。
講義1 | ファスティングマイスターとは |
分子整合医学と食育基本法 | |
活動フィールド | |
ファスティングとは | |
ファスティングの必要な時代背景 | |
講義2 | 消化と吸収 「腸内細菌叢」(腸内フローラ)他 |
腸内環境について | |
5大栄養素について① | |
講義3 | 5大栄養素について② |
酵素について | |
ファスティングと美容の関係 | |
「糖質制限ダイエット」「低体温の危険性」 「食育の第一歩~授乳~」「脳と食欲」 他 |
|
講義4 | 食育について |
現代の食生活 | |
ファスティング実践の基礎知識 | |
ミネラルファスティングとは | |
資格制度について |
ファスティングマイスターの検定

傑作だ。
もしかしたら、人生で一番うまく書けた絵かもしれない。令和最高の滑り出しだ。
そんな訳で、僕は一番前に座っていた。
検定は30分で、その日に講義で習った範囲で行われる。
7~8割が選択問題で、後半に記述問題もあった。
テストが苦手な僕は、大概が“タイムアップ”で終わることが多い。学校のテストでは大概がタイムアップで終わっていた。ファスティングマイスターの検定が始まった瞬間にこれを思い出せたのは、初めて学校教育が活かされた瞬間だと思い、この日はスタートダッシュをかました。
いや、違う。
正確に言うと、この日はスタートダッシュをかまそうと思いはした。である。
ちなみにスタートダッシュと言えば、マリカー(スーファミ)で言うところの「1.2ッ!!」である。これはマリカー好きにしかわからないだろうが、最初のランプが「ピー」って付いたら早めに心の中で「1.2ッ!!」とカウントしBボタンを必要以上に強く押す行為だ。
つまり、僕がファスティングマイスター検定の合格ラインである70点を超えるには、スタートダッシュは必須スキルなのである。
取り合えず名前や日付はダッシュで書く!ここに時間を費やすが巷のタイムアッパー(テストで時間切れになる人の総称)だ。ダッシュで書く!僕は今日からタイムアッパーではない側の人間になりたいから、とにかく急いで名前と日付を書く!
しかし、ここでタイムアッパー的思考が始まるのである。
名前は流石に書きなれているので問題ない。日付の記入欄が「〇〇年〇〇月〇〇日」となっていた。
『そういえば、最近「令和」になったばかりだ。』
もしかして、これは人生で初めて「令和」と書く日が来たのか!僕にもそんな日がやっぱりくるんだ!今、思えば平成は文字のごとく「平らに成った」気がするし、昭和は戦後から「昭かに平和になった」気がする。では令和はどうなるのだろう?いや、令和がどうなる?的な発想ではなく、令和を生きている僕たちが令和をどうしていくのか?その辺りのバイブスは常に持ち続けないといけない。
じゃー、今の僕に出来る事は何だろう…?
出来るようになってからではない。
今、出来る事からでも始めていかなきゃダメなんだ!
今でしょ、今。
今、僕に出来ること・・・
それは・・・
うん?
あっ!!!!
(この時にファスティングの神様のお告げが聞こえたのである。)
早く日付を書け、タイムアッパーよ。
僕はいまだ現役のタイムアッパーであった。
そして、タイムアッパーのあるあるシリーズって言うべきか、もう少しカッコつけて言うなら「タイムアッパー的行動原則」なのだが、この日も勿論「はい、そこまでー(検定終了の合図)」の後に“個人的見解での勝手なロスタイム”が始まる。
この日の“個人的見解での勝手なロスタイム”は勿論、日付記入時の令和事件である。
しかし、先ほどお伝えした様に、今回の検定問題は以下の流れで構成されている。
検定は30分で、その日に講義で習った範囲で行われる。
7~8割が選択問題で、後半に記述問題もあった。
この“個人的見解での勝手なロスタイム”(答案用紙を先生が回収している時間)、僕は答案用紙で言うところ後半の記述問題の部分にいた。
ずっと選択問題が続く中、後半は記述問題だったのだが、この記述問題がどのようなものだったかイメージでお伝えすると「そこそこ長い文章を書くのが正解的な解答欄の長さ」って感じだった。
ちなみに、問題は、
Q.
『ファスティング3日目くらいに入ると「脳がスッキリした」とか「集中力が出てきた」という感覚を体験する人が多く、この時、脳からはα波が出ています。中性脂肪はグリセロールと脂肪酸が組み合わさってできていて脂肪組織をエネルギーとして使うとき、まず脂肪のグリセロールが肝臓でブドウ糖につくり変えられ、エネルギーとして使われるが、具体的にこの内容をあなたの言葉で記入せよ。』
的な問題だったと思う。(先生が既に横にいたから焦りまくりよく覚えていないが。)
そして、この回答は、
A.
『ファスティングの初期の1~2日は、グリセロールや糖原性アミノ酸をブドウ糖に変えるシステム「糖新生」が作動されるが、3日目ぐらいからは脂肪酸が肝臓で「ケトン体」につくり変えられ、ブドウ糖の代謝エネルギーとして利用される為』
的な回答が模範だったのであろう。
でもこれは僕の頭の中での世界の話であって、物理的な世界では、先生が後ろから回答用紙を集めている瞬間である。
そう、今は検定は終わり、ただの“個人的見解での勝手なロスタイム”中なだけだ。
しかし、真面目で得をしたと思えた事がここで起きる。僕は張り切って一番前の席に座って講座を受けていたため、この時に「先生が後ろの人から回答用紙を集める」という奇跡的な恩恵を受ける事が出来たのである。
後ろから迫ってくる先生。
手汗を書きながら少しでも問題を読みながら答えを書こうとする僕。
後ろから近づく先生。
問題を読み終わり答えがわかるので書こうとする僕。
もう横にいる先生。
無理やりでも答えを書いている僕。
そんな無理やりスタンスな僕でも「既にこの問題で〇はもらえない」ことは分かっている。むしろ僕が狙っているのは△だ。そうだ。僕はみみっちい人間だ。何としてもテストで70点以上取りたいのだ。選択問題ではなく記述問題なので、点数の割合は恐らくでかい。
例えば〇で10点の問題の場合、“答えがあっているが少し言葉足らずぐらいの回答”ぐらいなら、優しい先生は△で5点ぐらいくれるかもしれない。
そこだ。△が欲しい。もはや〇なんておこがましい。それが1点とかでも△が欲しい。むしろファスティングマイスターの検定に落ちたとしても△が欲しい。△が貰えたなら最後まで頑張っても駄目だったと思えるから△が欲しい。ファスティングの資格が欲しくて受けた検定だが、もはやこの瞬間の思考だけを切り取ると「△が欲しい」、、いや、それを超えて「△になりたい」、、「俺、□取りたいんじゃなくて、△になりたい!」
もはやそのくらい意味が分からないけど取り合えず△を目指し焦って記入するが、、
先生は既に横にいる。
という、完全にタイムアッパー的思考からなるタイムアッパー的行動原則により、横に先生がいるのに無理やり書いた僕の回答は・・・
ケトン体
たったの4文字であった。
こうして僕のファスティングマイスター検定は終わるのである。
晴れて「ファスティングマイスター」に合格しました

恐らく△が効いたのであろう。
いや、むしろ6万円弱も払ったいい歳のおっさんが、ムキになり“個人的見解での勝手なロスタイム”とか分けわからない言葉つくってまで(しかも心の中で)、ギリギリまで粘って芸術的な草書のようだが最高に「僕急いでますから」って感じのきたねー文字で「ケトン体」って。解答欄のスペースまだまだあまりまくってるところに4文字。
僕なら、こんなやつを落としたら後で呪われるかもしれない、と思う。
申し訳ないことをした。
ちなみに、ファスティングマイスターの検定後の合否判定はすぐにその場でわかる。
合格後は、講師の方の話を聞き、わりとすぐ解散。
「キミ!合格!」とは言われているものの、特にその日に写真を撮ってカード発行するなどもないので、帰り道も「我、ファスティングマイスター也」的な感動は特になかった。
後日、分子整合医学美容食育協会から宅急便(2段の箱)

やたらと大きい箱が届いた。
しかも2段構造である。


まずは、1段目を開けて見ることに。


ファスティングマイスター学院が推奨している酵素ドリンクについてや、ファスティングマイスター特権で安く購入できるファスティング関連商品の情報誌(写真左)と、厚みのある封筒(写真右)が入っていた。
厚みのある封筒の中身はこんな感じだ。

謹呈と書かれているものは、タイトルがやたらと攻撃的な書籍であった。

そして箱の中には、先ほど冒頭で載せたDIPLOMAが入っていた。

しかし、このDIPLOMAは思っていたよりもしっかりしたヤツであり、成功者の家のリビングに飾ってあっても引けを取らないであろう。重みもそれなりにある。

では、続いて2段目の段ボールを開けて見る。

2段目の段ボールの中身はシンプルに酵素ドリンクKALAであった。これはファスティングマイスター学院が推奨している最強の酵素ドリンクだ。

この酵素ドリンクについては、せっかくなので3日断食をする時に飲んで、その感想はまた別の記事で詳しく、それは詳しく紹介していきたいと思う。
結論、ファスティングマイスターになった
むしろ、ファスティングマイスターになるまでの道のりをブログにおこしている方が長かった気がする。
今まで個人的に断食についての専門書を読み漁り、その後、自分で断食を生活に取り入れていく事により、10kg以上痩せれたしそれ以上の健康効果がヤバかった。
正直、巷の健康サプリとか飲むぐらいなら、断食をして食べる量を減らす方が数倍健康効果は高い。
この思いを4段腹の母に伝えた結果「宗教の勧誘」だと思われたのが、以下のファスティングマイスターへの道「きっかけ編」である。

その後、ファスティングの資格を取り、権威パワーを付けて母親に断食指導をしようと思い、探し始めたのが以下のファスティングマイスターへの道「資格比較編」である。

ファスティングの資格は、似た名前で色々あるのでこれから探そうとしている方は、上記記事の比較表を参考にしていただきたい。でないと、狂うぐらい名前が似ているのでどれが良いのか判断しづらくて狂う。
これからは、改めてファスティングマイスターとなったので、母親の4段腹の数字を徐々に下げながら回りの友人の段差もなくしていこうと思う。
