断食と言っても全く食べない方法や、朝食を抜く方法など様々です。
今回は3日断食(全く食べない方法)でのデトックス効果と、プチ断食(朝食を抜く方法)で効率よくデトックスができる食事レシピなどについてお話していきます。
現代に生きる私たちは、気づけば生活習慣や普段の食事から毒素をため込み、生活環境からも毒素をため込み、いつの間にか様々な不調が慢性化している状態です。
こういった負のスパイラルを一旦断ち切り、身体にリセットをかけてあげることにより、今よりもイキイキとした生活を送ることができます。
それでは、「メスを使わない手術」とも言われている“断食のデトックス効果”を見ていきましょう!
目次
断食でデトックス!まずは「毒素を出す3つの仕組み」を知る!
- 内臓が休まり毒素を出す力が強まる
- 宿便がなくなり体内毒素が無くなる
- 断食は環境毒素を排出する
それでは、断食がデトックスにどのように効果的なのか順番に見てしていきましょう。
①内臓が休まり毒素を出す力が強まる
食べたものの消化には大量のエネルギーを使い、フルマラソンと同じぐらいのエネルギーを使うと言われています。
「食べ過ぎて疲れてしまう・眠くなってしまう」といった場合は、エネルギーを消化の方に取られてしまった結果とも言えます。
断食をすることで、消化に使っていたエネルギーを他の事に使い始めます。
消化に使わなくなった分のエネルギーは、弱っていた身体の器官の修復に充て始めるのです。
デトックスにフォーカスして考えると、身体の中の毒素を分解・排出する為の重要な器官は「肝臓」と「腎臓」です。
- 有害物質の解毒・分解
- 蛋白の合成・栄養の貯蔵
- 消化に必要な胆汁の合成・分泌です
- 尿を作り体の中の毒素を排出する
- 血液を作り血圧を調整する
- 体の中の水分量を調節する
断食をして消化のために使っていたエネルギーが肝臓・腎臓の修復に使われ活発になる事で、デトックス効果が高まるという事です。
飽食の時代の現在では、外を歩いているとどこからか美味しそうな匂いがしてきたり、美味しそうなCMや〇〇食べ放題など食べ物の誘惑で溢れています。
ついつい食べ過ぎてしまったり、甘いものやお菓子を食べて間食が多くなってしまい、胃腸に負担がかかりがちです。
消化にはエネルギーもたくさん使うのですが、時間もかかります。
- 果物は約40分
- 野菜は約2時間
- ご飯などの炭水化物は約8時間
- お肉は約12〜24時間
次から次へと食事をしていると、胃腸が働きっぱなしになってしまい休む暇がありません。
そこで、断食をして胃腸が空っぽになることで、ずっとフル稼働していた胃腸がやっと休めるようになるのです。
こうなってくると、胃腸も消化に使っていたエネルギーを他の事に使い始めます。
②宿便がなくなり体内毒素が無くなる
高速道路をイメージするとわかりやすいと思います。
交通量が少ない時はスムーズに機能しているのですが、盆や正月など帰省ラッシュなどで交通量が増えた時は渋滞して身動きがとれなくなってしまいます。
それと同じことが腸管内でも起きるという事です。
胃腸の処理能力を超えて食べ過ぎてしまうと、腸管内が渋滞して身動きが取れなくなってしまうという事です。
身体は渋滞している状態を改善したいので、溜まったもの(宿便など)を分解し始めます。
その時に発生したガスが毒素となって体に吸収され、血液を通して全身を巡り色々な害が出てくるわけです。
渋滞した宿便も、実は腸内細菌が出す酵素によって何週間かで発酵(分解)されて消えてなくなります。なくなるから、よいというのではありません。
始末が悪いことに、異常発酵(腐敗)して、それが体内に吸収されてしまうのです。当然その過程でできた毒素なども吸収します。そうした腐敗物や毒素などが吸収されると、頭痛・肩こり・めまい・倦怠感など様々な症状が起こります。
このように宿便は体に毒素をため込み、多種多様な症状を引き起こす原因になります、残念ながらそのことをわかっていないのが現代人の盲点です。
参考:奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫) 単行本 – 2001/12/1 甲田 光雄 (著)
デトックスの為には、胃腸の交通規制(食事制限・断食)をかけてあげるのです。
そうすると、腸管内の渋滞が緩和されていき、スムーズになることで腸が活発に働き排泄する能力が高まるのです。
「デトックス・毒素を出す」と聞くと汗を連想する人も多いと思いますが、汗から毒素を出す割合は非常に少なく大半は尿や便から出ます。
その割合はなんと95%以上もあります。
③断食は環境毒素を排出する
公害問題や作物や環境に悪影響を及ぼす農薬の問題が、1960年(昭和35年)~1670年(昭和45年)代から顕在化して大きな社会問題になっていました。
水俣病・四日市ぜんそくなどの公害病が問題になったのもこれぐらいの時期です。
日本でもBHCという強力な農薬が使用されていました。
初期のバルサン(殺虫剤)にも使用されていたほど強力なものです。
BHCは野菜や果樹・牛の飼料である稲わらなど広く使用されていました。
1969年(昭和44年)頃には、BHCがそのまま牛乳に残留していた事がわかりました。中にはWHOが定めた人体許容量の40倍近いものもあったとようです。
その牛乳は当時「BHC牛乳」と呼ばれ「サザエさん」のテーマに取り上げられたほど、大きな社会問題になりました。
高度経済成長期に、全国の田畑で大量の有機塩素農薬が使われました。今では禁止されているBHCという劇薬(殺虫剤)が、当然のように田畑にばらまかれたのです。
このBHCが人間の体内に入ると、脂肪の中に沈着します。脂肪にいったん沈着したら、何年も出てきません。
その時代に生きた多くの日本人に、毒物であるBHCがまだ体内に蓄積されていることでしょう。
参考:奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫) 単行本 – 2001/12/1 甲田 光雄 (著)
私は断食でBHCが排せつできるのではないかと考え、昭和四十八年、神戸大学医学部公衆衛生学の喜多村正次教授と共同で調べてみました。
その結果、断食をすると、尿中に大量のBHCが排せつされることがわかったのです。
参考:奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫) 単行本 – 2001/12/1 甲田 光雄 (著)
技術の進歩により安全性は増しましたが「農薬を使用した野菜・食品添加物の多い食べ物・排気ガスなどで汚染された大気」などなど・・・
体の外から毒素を取り入れてしまう事が、現代では溢れています。
完全に環境毒素を取り込まない様にするのは難しいので、なるべくデトックス(環境毒素を出す)をしていく事が現代人には必要です。
【体験談】3日断食で私に起きたデトックス(好転反応)効果を紹介!
実際に行ってみた感想もお伝えしたいと思います!
- 本断食 |難易度:
3日間は食を断ち、その間はドリンクのみで生活をする
⇒「本断食のやり方」 - 1日断食|難易度:
1週間の中で1日は食を断ち、その日はドリンクのみで生活をする
⇒「1日断食のやり方」 - 半日断食|難易度:
1日の中で18時間は食を断ち、その間はドリンクのみで生活をする
⇒「半日断食のやり方」
断食は大きく分けて3通りあり「本断食・1日断食・半日断食」とあります。
今回は本断食(3日断食)を行った際のデトックス効果にフォーカスした体験談をお伝えしたいと思います。
3日断食のやり方
3日断食は名前の通り3日間は何も食べずに、ドリンクと塩分補給のみで過ごします。
朝 | 時間帯に関係なく水分補給(または酵素ドリンク)を飲む |
---|---|
昼 | 時間帯に関係なく水分補給(または酵素ドリンク)を飲む |
夜 | 時間帯に関係なく水分補給(または酵素ドリンク)を飲む |
備考 | 塩分補給の為、どこかしらで梅干しや具なし味噌汁を飲む |



この3日間で胃腸は休むことができ、スッキリキレイになっているのでいきなり消化に悪い肉や油ものを食べるのではなく、回復食を3日間挟みます。
朝 | 時間帯に関係なく水分補給(または酵素ドリンク)を飲む |
---|---|
昼 | 時間帯に関係なく水分補給(または酵素ドリンク)を飲む |
夜 | 回復食(お粥) |
備考 | 回復食は昼でもOK |



3日断食と言っても、回復食も3日間挟むので合計で6日間です。
この6日間で胃腸や内臓が休むことができ、普段は手入れできなかった身体の不調な部分を治しにいくのです。
3日断食・回復食での「デトックス効果(好転反応)」
普段フル稼働で休めなかった臓器たちが、この6日間に休むことができ身体の不調な部分の修復を始めます。
この作用により、体内から毒素を出して起きる反応が「好転反応」と言います。
頭痛・めまい・怠さ・眠気・発熱・下痢・発疹など
頭痛だけだったり、めまいと怠さだったりと、人それぞれです。
私の場合の好転反応は以下の内容でした。
- 鼻づまりがMAX(鼻で息が全くできない状態)
- 身体の節々が痛くなり寒気がする(風邪の症状)
- 目の奥が痛い(眼精疲労による目の痛み)
- 歯茎の痛み(最終的に膿が出て治りました)
鼻づまり
私は年中鼻炎なので起きた好転反応だと思っています。
年中鼻炎と言っても、多少は鼻で呼吸できるレベルなのですが、3日断食中は鼻で呼吸が一切できないぐらいつまりだしました。。
24時間ぐらいこの状況が続きましたが、その後、この鼻づまりが嘘だったかのように鼻が通る様になりました。
風邪の症状
3日断食中の特に2日目は、とにかく「怠い・身体の節々が痛い・寒気がする」といった風邪の症状が出てきました。
不思議とこの風邪の症状(好転反応)も24時間前後でなくなっていき、その後は自分の身体が新品になったかのように軽く、とても快調な状態になっていきました。
目の奥の痛み
3日断食を行う前にプチ断食(半日断食)をやっている時期があったのですが、眼精疲労による目の奥の痛みは、プチ断食をやっていた頃から感じなくなっていたことでした。
プチ断食を行う以前の私は、仕事中に目の奥の痛みが発生し、帰宅後にその痛みは段々と上に行き頭痛に変わる日々が割と多くありました。
今回3日断食をして、その部分でも好転反応が起きたので、逆に「あぁ。眼精疲労をもう感じなくなっていたが、実はちょっと弱っていた部分だったんだなぁ」と感じることが出来ました。
歯茎の痛み
私が断食のデトックス効果(好転反応)で一番衝撃だったのが、歯茎の痛みです。
痛みを感じた部分の歯茎は、歯医者さんに「虫歯ではないけど、少し怪しいから注意して歯磨きしてください」と言われている部分だったのです。
最初は「歯茎がジンジンするなぁ」ぐらいだったのですが、その後、歯茎が腫れて痛みが増していきました。
すると、パンパンに腫れた歯茎から膿が出てきて出血し、痛みがなくなっていったのです。
目に見える形で、体内から毒素(膿)が出たこの経験は、断食の効果を嫌でも感じる出来事となりました。
あなたに起きた症状は、あなたの不調の部分。ってことですね!
3日断食の詳しい体験談については、以下の記事でお話しておりますので気になる方は是非チェックしてみてください。

普段の食事やプチ断食で「デトックス効果が高い食べ物(食材)」
3日断食はちょっと厳しそうという方のために、デトックス効果が高い食材を3つのポイントに分けて紹介していきます。
- 食物繊維を取り入れ便を出す
- キレート作用で有害重金属を出す
- グルタチオンで肝臓を活性化して出す
①は想像ができるけど、②③は聞きなれない方も多いいと思います。
それぞれ、どのような効果でどのような食材があるのか見ていきましょう。
①食物繊維を取り入れ便を出す
実際に食物繊維ってどんなもので、どういった働きをするのか良くわからないわ。
食物繊維と聞くと「野菜・海藻類・キノコ類」などを連想する方が多いと思います。
人の消化酵素では消化する事ができない、食物成分をまとめて食物繊維と呼び、第6の栄養素とも呼ばれています。
嬉しいことに、熱に強く加熱しても損失がほとんどないのが特徴です。
食物繊維は2種類あって、それぞれ働きが違います。
- 「水溶性食物繊維」:水に溶ける食物繊維です
- 「不溶性食物繊維」:水に溶けない食物繊維です
基本的に食物繊維を含む食材は「水溶性・不溶性」両方の繊維を持っています。
なので、この2つを合計したものが、一般的に言われている食物繊維(総)量です。
「水溶性食物繊維」の働き
水溶性食物性は水に溶けやすく、水に溶けると体内でゼリー状になります。
栄養素の吸収を緩やかにしてくれので、血糖値の急な上昇を抑制してくれます。
コレステロール・ナトリウムを体外に排出する効果もあるので高血圧・動脈硬化など様々な生活習慣病の予防に効果的です。
「不溶性食物繊維」の働き
水溶性食物繊維は水に溶けず、水分を吸収する食物繊維です。
水分を吸収し、腸内で膨らみ腸の働きを活発にして排便を促すので、便が長く腸内に留まるのを防ぎ、有害物質の吸収を抑えてくれます。
腸をきれいにしてくれるので、大腸がんのリスクを減らしてくれます。
重度の便秘の人は大腸の「ぜん動運動」の機能が低下しています。
不溶性食物繊維を過剰に摂取してしまうと、便が大きくなりすぎて、スムーズに進まなくなってしまい、更に酷い便秘を引き起こす恐れがあるので注意してください。
性別 | 男性 | 女性 |
年齢等 | 目標量 | 目標量 |
0~5(月) | ー | ー |
6~11(月) | ー | ー |
1~2(歳) | ー | ー |
3~5(歳) | ー | ー |
6~7(歳) | 11以上 | 10以上 |
8~9(歳) | 12以上 | 12以上 |
10~11(歳) | 13以上 | 13以上 |
12~14(歳) | 17以上 | 16以上 |
15~17(歳) | 19以上 | 17以上 |
18~29(歳) | 20以上 | 18以上 |
30~49(歳) | 20以上 | 18以上 |
50~69(歳) | 20以上 | 18以上 |
70以上(歳) | 19以上 | 17以上 |
参考:「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書(P14:食物繊維の食事摂取基準)
厚生労働省の2015年版の「日本人の食事摂取基準」では、1日の食物繊維の摂取目標(18~69歳)を「男性20g以上・女性18g以上」と定めています。
しかし、2018年に厚生労働省が行った、国民栄養調査では「20歳以上の男女の平均が15g」で「65歳~74歳の男女平均が16.9g」でした。
男性 | 女性 | |
20歳以上 | 15.2 | 14.8 |
65~74歳 | 17.0 | 16.8 |
75歳以上 | 17.0 | 15.9 |
参考:平成29年国民健康・栄養調査結果の概要(P31~P32:栄養素等摂取量-1歳以上、男女性・年齢階級別)
食物繊維は不足しがちで、若い人ほど不足しているのが現状です。
なので、余程過剰に摂取しない限りは大丈夫でしょう。
もしかしたら、便秘がちなのは食物繊維が足りて無いから、という可能性もあるわけね。
それでは、どのような食材が食物繊維を多く含んでいるのか、見ていきましょう。
- 穀物(玄米・オートミール・そば・大麦など)
- 野菜(ごぼう・切り干し大根・ほうれん草・かぼちゃなど)
- 豆(大豆・納豆・インゲン豆・枝豆など)
- いも類(ジャガイモ・さつまいも・こんにゃくなど)
- キノコ類(えのき・乾燥キクラゲ・干しシイタケなど)
- 海藻類(昆布・ワカメ・海苔・ひじきなど)
食物繊維を含む野菜は「水溶・不溶」両方の繊維を含んでいるのですが、
水溶性食物繊維は、野菜や果物の他に、納豆、海藻類などに多く含まれています。
不溶性食物繊維は、繊維質な野菜・玄米などの穀類・豆類・キノコ類・こんにゃくなどに多く含まれています。
②キレート作用で有害な金属物質を出す
初めて聞くんですけど・・・・どのような作用ですか?
「キレート」とは2個以上の原子が金属イオンを挟むように結合することを言います。
「キレート」とはギリシャ語で「カニのハサミ」を意味する言葉です。
2個以上の原子が金属イオンを挟んでいる姿が、「カニがハサミで物を挟んでいる姿」に似ている事からキレートと命名されました。
形が変わる事で身体にとって良い作用が起きます。
そして、体内で起きるキレート作用には2つあります。
- ミネラルを吸収しやすい形に変えてくれる。
- 有害な金属を体外へ排出しやすい形に変えてくれる。
※有害な金属とは水銀やヒ素・鉛・カドミウムなどです。
ミネラルを吸収しやすい形に変えてくれる
クエン酸はカルシウムの形を変えます。
クエン酸とカルシウムが一緒に体内に入ると、クエン酸がミネラルを挟んで結合して、カルシウムの形が変わります。
変わった形はカルシウムが吸収しやすい形なので、カルシウムの吸収率があがるのです。
ここにクエン酸が多く含まれるレモンと、カルシウムが多く含まれる牛乳があります。
カルシウムをたくさん採りたい時はどうしたら良いのでしょうか?
クエン酸とミネラルを一緒に採ると沢山吸収してくれるという事です。
酸っぱいものに多く含まれているクエン酸は疲労回復にも効果があります。
有害な金属を体外へ排出しやすい形に変えてくれる
その為にも詳しく知りたいわね。
キレート作用を起こす成分が含まれる食材を摂取すると、体内でキレート作用が起こります。
そうすると、キレート作用をおこす成分と、体内の有害な金属イオンが結合し、体外に排出されやすい形に変わりす。
そのため有害な金属物質が尿や便とともに、体外に排出されやすくなるという事です。
- レモン
- イチゴ
- 梅干し
- オレンジ
- グレープフルーツ
酸味があり、酸っぱい果実に多く含まれているのが特徴です。
- 玄米・ごま・大豆などに多く含まれる「フィチン」
- 玉ねぎ・にんにく・ブロッコリー・ネギ・ニラ・らっきょうなどに多く含まれる「イオウ化合物」
「フィチン」はもともと「ミネラル」を豊富に持っているので、これ以上持てない状態で体内に入ってきます。
フィチンは体内で分解されて「フィチン酸」と「ミネラル」になります。
「フィチン酸」は体内のミネラルと結合するのですが、もともと沢山持って体内に入ってきているので減ることはないというわけです。
③グルタチオンで肝臓を活性化して出す
抗酸化作用が強いので身体のさび取り・アンチエイジングに効果があり、身体の毒素を分解してくれる肝臓の機能を強化することも認められてます。
グルタチオンは二日酔いの原因であるアセトアルデヒドも解毒してくれます。
グルタチオン点滴とゆう物まであり、健康維持や美容のために利用している人も多いみたいです。
グルタチオンは20代をピークに加齢とともに減少して行ってしまいます。
その肝臓の働きを強化することにより、デトックスにつながります。
「沈黙の臓器」と言われる所以は、肝臓は傷ついて元に戻る力が強く、多少の事では音をはきません。
肝臓が音をはいた時=症状として自覚できるようになった時は、肝臓にとってかなりまずい状況になってしまっているのです。
- レバー
- ほうれん草
- ブロッコリー
- トマト
- 赤貝
- アボカド
- キュウリ
- かぼちゃ
- アスパラ
デトックス効果が高い食材は野菜類に多いので、野菜を食べる習慣が身につくと良いですね。
デトックス効果の高い食材を使った「食事やスープ」のレシピ♪
デトックス効果が高い、3つのポイント別のレシピを、簡単に作れる料理を中心に紹介していきます
- 食物繊維を多く含む食材を使ったデトックスレシピ
- キレート作用がある食材を使ったレシピ
- グルタチオンを多く含む食材を使ったレシピ
①食物繊維を多く含む食材を使ったデトックスレシピ
太陽の光に充てて乾燥させることで栄養が凝縮され、食物繊維も豊富な切り干し大根と
エンドウ豆を発芽させた豆苗は、β‐カロテンや葉酸など栄養が豊富です。
値段もそれほど高くなくスーパーなどで気軽に買える食材という点も嬉しいですね。
食物繊維が豊富なキノコを使った料理です。
手早くサッとできて作り置きもできるのでお弁当の具材としてもおすすめです。
②キレート作用がある食材を使ったレシピ
お手軽にできてお酒の肴にもグッドな一品です!
ブロッコリーはキャベツの一種がイタリアで品種改良され、現在の姿になったといいます。
栄養素が豊富で、「がん予防効果・ピロリ菌抑制効果」もあるとされていて注目されている野菜です。
ブロッコリーとよく似たカリフラワーは、ブロッコリーが突然変異で白くなったものです。それを品種改良したものがカリフラワーで、日本に入ってきたのはカリフラワーの方が先でした。
「ブロッコリーは嫌い。二度と食べない。ポーランド市民がソ連と闘ったように私もブロッコリーと闘う」と言ったところ
怒ったブロッコリー農家からトラックで大量のブロッコリーを送りつけられたという面白いエピソードがあります。

ポン酢にすることによりヘルシーで様々なものに使えるので重宝します。
サラダにかけると食物繊維も取れて一石二鳥ですね。
玉ねぎに多く含まれる硫黄化合物は必須ミネラルを体内に残し、有害な金属と結合して体外に排出してくれます。
他にも血液をサラサラにしてくれたり、むくみ予防に良かったりと身体に嬉しい効果が多いいです。
ただ有効成分である「硫化アリル」は水に溶けやすいので水にさらす際は注意が必要です。
③グルタチオンを多く含む食材を使ったレシピ
切って味付けしてあえるだけのスピードお手軽レシピです。
グルタチオンを多く含む食材の「トマト・きゅうり」のコラボレーションです。
また、ワカメは食物繊維やミネラルを含んでいて身体に嬉しい食材です。
「トマトを作る家に胃病なし」ということわざがあるほどです。
少し手間がかかりますが作り置きができたり、パスタにも使えたりと幅広く活躍できます。
グルタチオンを多く含むアボカドと一緒に、「キノコ類・玉ねぎ」も同時に摂取できるのでお勧めです。
しかし、この脂肪分はほとんどが、いわゆる善玉脂質と呼ばれる不飽和脂肪酸なので、血中コレステロールを増加させる心配は少ないです。
手軽に作れるものを中心に紹介したので、これをきっかけに少しずつ、デトックスを意識した食生活を始めてはどうですか!
人気の「デトックスウォーター」は効果なし?おすすめなのか?
作るのが大変そうなイメージなのよね・・・
- デトックスウォーターって効果あるの?
- デトックスウォーターが危険ってホント?
- 賞味期限はどれぐらい?
①デトックスウォーターって効果あるの?
しかし、有効な成分がどの程度水に溶け、効果が得られるかは論文などがなく、どれぐらいの効果があるのかわからないというのが現状です。
水につ浸ける事で、どのような変化が起きるのかまだ分かってないので、「野菜・果物」を丸ごと使うスムージーの方が効果は高いと言えるでしょう。
②デトックスウォーターが危険ってホント?
デトックスウォーターに使用する「野菜・果物・ハーブ」などに農薬が付着していたり、輸入された食材には防カビ剤などが残っている可能性があります。
その農薬や防カビ剤が危険という事です。
安心して、飲めるように無農薬の物を選び、丁寧に洗いましょう。できれば皮をむいた方が安全です。
自分が信頼できる食材でデトックスウォーターを作りましょう。
③賞味期限はどれぐらい?
長時間の保存はデトックスウォーターが悪くなり、食中毒などの恐れもあるので、なるべく24時間以内、その日のうちに飲み切ってください。
特に夏場は菌が繁殖しやすいので、必ず衛生管理には気を付けてください。
- デトックス効果の過度な期待は禁物
- ミネラルウォーターを使い「安心・信頼」できる素材で作る
- 長期保存は避け、その日のうちに飲む
「保存料・着色料」などの食品添加物が使用されていないので身体に良い飲み物です。
「安心・信頼」できる素材を揃えたり、衛生管理をしたりと、少々手間はかかりますが、見た目も鮮やかで、リフレッシュしたい時にはいいと思います。
自分流のデトックスウォーターを見つけると楽しさの幅が広まりますね。
外からもアプローチ!「ヨガ・マッサージ」でのデトックス方法!
汗についての最近の研究では、汗によって体内の毒素は排出されるのはごく僅かで、デトックス効果はほとんど無いという結果が出ました。
汗から毒素がほとんど出なかったとしても、「サウナ・岩盤浴」に行くことでリフレッシュはできると思います。
リフレッシュすることで「ストレス」という毒素を汗と一緒に出す、という違ったデトックス効果はあるとます。
デトックス効果があるものを他に思いつかないのだけれどもまだ何かあるのかしら?
歴史もあり、様々効果があると注目を集めている「ヨガ」
「ヨガ」とはサンスクリット語で「つながり」を意味しています。
心と体、魂が繋がっている状態のことを表します。呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得るものです。
「マッサージ」と聞くとお店でやってもらったり、高級なイメージがあるのだけど・・・ 大丈夫かしら?
【断食のデトックス効果】効率よくデトックスする方法のまとめ!
一口にデトックスと言っても、身体の内側・外側からのアプローチ方法があります。
デトックスと聞くと汗をたくさんかくことが良いと思いがちですが、実は排せつ物(大・小)によるデトックスが95%程で、汗は5%前後です。
便秘を解消するにも、朝食を抜くプチ断食は効果的ですので、是非プチ断食をしながらデトックスに効果的な食事メニューを取り入れてみましょう!
プチ断食のやり方については、以下の記事でお話しておりますので是非参考にしてみてください。

毒素を身体に貯めこまないようにするには、普段の食生活に気を配りながら、断食やプチ断食(半日断食)も併せて行っていくのが一番効果的でしょう。
- 断食は最強のデトックス方法なので出来る範囲で始める!
- 小食を心がけ野菜中心の食生活にして内側からアプローチ!
- 「ヨガ・マッサージ」を取り入れてて外側からアプローチ!
心も体内も見た目もスッキリして、快適な生活を送りましょう!
